2011年4月26日火曜日

東北大学総長の言葉

東北大学総長から次のようなお言葉がありました.

東北大学総長メッセージ 東北大学始動宣言 『世界リーディング・ユニバーシティとして未来への道をひらく』~復旧、復興、そして人類社会の持続的発展に科学の力を結集~

復旧・復興を目的をするのではない.その先にある学際教育によって安心,安全な社会を築く研究をしようじゃないかということなのかな.

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確かに今回の地震で,東北大学の人たちは色々なことを学んだのだと思う.

私は震災から何を学んだだろう.ちょっと悲観.家を災害に備えてちょっと改造.ちょっとボランティア.学校でお掃除.英語の勉強.
何か,自分のちっぽけさに,ただただ,うなだれてしまう.

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今後の東北大学の動きに注目したい.私たち学生のところまでこのリーディングユニバーシティなる考えは行き届くのか.各研究領域に影響が出ることがあるのか.

上が声高に宣言しても,下が動くには,もっと具体的な指示が必要になってくると思う.(と,指示待ち人間の私が言っても駄目ですね.)

でもどうなんだろう.確かに一部の研究に大きな影響を与えると思う.少なくとも俺と周りくらいは,震災後に研究を変えるということはない.

学際についてもうまくやるのだろうか.文理の交じった我等が情報科学研究科でさえ,まだ隔たりが大きいというのに,学部間で連携して世界を引っ張る研究をするために,何かするのだろうか.

地震をきっかけにお役所気質が抜けるわけ無いだろうし,ちょっと私は懐疑的.

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何はともあれ少し様子見ですね.

私の心も様子見です.

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